こんにちは たぬきナースです
今日は手足口病のおうちケアです
手足口病ってどんな病気??
口の中や、手足に水疱の発疹が出る感染症です。病原菌は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルス。熱が出ることもあるけど、そこまで高くならないのが特徴です。
主に夏風邪の仲間ですが、最近は夏場以外にも流行することがあります。
手足口病は、発疹が出ていても、元気だったら登園・登校もOKです。元気だったら・・というのは、主に食事や水分が摂れるというのが目安になります。
たまに、口の中の水疱が痛すぎて、水分を摂りたがらなかったり、食事ができないこどももいます。
いつもよりよだれを垂らしているな~と思ったら、口の中に水疱があった、という発見のされ方も多いです。
水疱は手と足だけに出るの??
手と足にでるから、手足口病といわれていますが、実際には手足だけではなく、おしり、お腹に出ているこどももいます。
発疹が出る病気はたくさんあるので、迷うときはまず小児科へ相談してみましょう。
保育園看護師になってから、手足口病のこどもを何人もみてきて、特徴だなと思うのは、わりとしっかりと赤い発疹が出るということです。手のひらや指先、足の裏にもよく出ているなという印象です。
かと思えば、おむつの中だけに発疹があって、「これはなんだろう?」と保育士さんから聞かれることもありました。
ウイルスの排出期間が長いにも特徴で、便からは数か月、排出され続けることがあります。よって、保育園などの集団生活では流行りやすいんですね。
おうちケアはどうしたらいいかな?
家族にうつらないように気を付けましょう。潜伏期間は3~6日です。便からも感染しますし、くしゃみや咳からもうつりますよ。手洗いや消毒を行っていきましょう。
手足口病に効く薬というのもないので、食事ができるこどもはいつも通りに過ごします。
口の中の水疱が痛いこどもに対しては、食べやすい食事を用意してあげましょう。すっぱいものは沁みますから、柑橘系のものは避けるようにします。
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